
傷のコラテラピー治療のレビュー、ロダム韓医院
こんにちは、傷跡を消すコラテラピーの始まり、ロダム韓医院です。
今日は長い間残っていた引っかき傷のケースをご紹介します。
引っかき傷といえば、顔に長く残ることが多く、
またほとんどが幼い頃にできたものなので、古い傷跡という特徴があります。
引っかき傷の特徴は、柔らかい物体が硬い物体に触れ、
柔らかい物体が一部失われることで引っかかれることです。
そのため、引っかいた物質によって幅が多少異なる場合もありますが、
基本的には長い形を持つことが多いです。
狭くて長い場合もあれば、広くて長い場合もあります。
そして傷跡が残ったということは、ある程度以上の
皮膚に深い傷を残したということです。
さらに深い傷跡もあるかもしれませんが、ほとんどの場合、
ある程度の深さを持つ傷跡が多く見られます。

Case :: 30年前の引っかき傷
History :: 治療経験なし
Report :: コラテラピー 6回進行
今日のケースは40代前半の男性です。
10歳以前に爪で引っかかれた傷跡だとおっしゃいました。
つまり30年以上前の引っかき傷です。
治療は一度も受けたことがなく、
30年間そのまま持っていた傷跡だとおっしゃいました。
幼い頃は傷跡の大きさが小さかったと話されていましたが、
時間が経つにつれて傷跡の幅も広がり、
長さも長くなったとおっしゃいました。
おそらく私たちが推測するに、当然幼い頃よりも
年を重ねるにつれて顔が大きくなる過程で、
皮膚が伸びることで傷跡の幅も広がり、
長さも長くなった傷跡になったのではないかと推測できます。

引っかき傷は予後が良い方なのか気になると思いますが、
幅が基本的にあり、長さが長いため、
顔全体で占める面積が思ったよりも大きい場合があります。
引っかき傷の場合、ほとんどが一気に引っかかれるため、形がやや均一です。
そのため、傷跡治療の予後は思ったよりも良い方だと言えるでしょう。
ただし、その傷跡の縁がきれいであればさらに良いですが、
少しデコボコしていたり、傷跡の底がザラザラしている場合は、
傷跡の予後をやや保守的に見る必要があります。

患者さんに2つの予測をお伝えしました。
傷跡の長さが長いものの、縁がきれいで深さが深くないため、
思ったよりも早くきれいに良くなる可能性がある。
約6回程度である程度終わるのではないかと予想しました。
しかし、位置がほうれい線に近いところにありました。
ほうれい線は最も代表的な表情シワであり、
私たちがどんな表情をする際にも繰り返し刺激が加わるシワですので、
干渉の影響が生じる場合、予後がやや悪くなる可能性があります。
そのため、最終的には6~10回程度を予想する必要があるとお伝えしました。


コラテラピー 3回目施術後
まず3回目以降の写真を見てみましょう。
予想を2つお伝えしましたが、思ったよりも深さが早く埋まっています。
最初にお伝えした傷跡の形が良いため、
治療がうまくいくケースに該当しました。
赤みが少し残っていましたが、治療の過程だからです。
底の部分も滑らかに上がってきており、
最も重要視する正常な皮膚と傷跡皮膚の境界部が整い、
患者さん自身が傷跡部分を直接触った際にも、
傷跡が凹んでいる感じではなく、
やや滑らかではない感じ程度だとおっしゃいました。
そのため、6回程度である程度終わるだろうと予想できました。


コラテラピー 5回目施術後
5回目以降の写真を見てみましょう。
写真は5回目以降11ヶ月ほど経った後に来院された際のもので、
赤みはほとんど消えたと考えていただいて結構です。
写真を見ると傷跡はほとんど見えませんが、
実際に顔を直接見ると薄くてぼんやりした線があり、
ほうれい線が2本あるように見える傷跡の痕跡が残っていました。
線が残っているため、傷跡がかなり良くなったので
これで終わりにしようとは言えない状況でしたので、
この線もある程度薄くして、
傷跡の痕跡を可能な限り消したいと
おっしゃったため、もう少し治療を進めました。


コラテラピー 6回目施術後
6回目以降の写真を見てみましょう。
傷跡の縁部分はほとんど滑らかになり、見えなくなっています。
狭くて長く見えていた線も今ではほとんど見えません。
そして私たちが最も重要視する正常な皮膚と
傷跡皮膚の違和感もほとんど感じられません。
その理由は、傷跡の底の線維化がもともとあまりなかったため、
正常な皮膚と傷跡皮膚の質感の違いもほとんど感じられない、
そう見ていただければと思います。
その後、赤みが消えた後でも、凹んだ感じが少しでも感じられたら
再び来院することにし、ここで治療は終了しました。

この方も同様で、実際に引っかき傷を持って来院される方とお話ししてみると、
傷跡自体ができてから長い間気にしていなかったという方もいらっしゃいますが、
引っかき傷の特性上、顔全体で占める面積がかなり大きいため、
長い間コンプレックスを抱えていた方が非常に多いことがわかります。
つまり、長い間持っていたため「これは本当に治療できないだろう」、
「これは治療が難しいだろう」と考える方が多いのですが、
治療の時期に関係なく、長い間経っているほど、
そして凹んだ傷跡の面積が広いほど治療を行えば、
思ったよりも治療がうまくいく引っかき傷なので、
あまり心配しないでいただければと思います。
また、傷跡の形や位置によっても
予後は少しずつ異なる場合がありますので、韓医院に来院していただき、
相談を受けながら傷跡の予後がどうなるかの分析をまず行い、
それに合った治療を決定していただければ良い結果が得られると思いますので、
あまり心配せずに来院していただければと思います。
今日の投稿が引っかき傷についての悩みを少しでも軽減できたことを願い、
詳しい情報を知りたい方や相談をご希望の方は、いつでもロダム韓医院を訪問してください。
ロダムはいつも皆さんをお待ちしております。
